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​猫の心因性脱毛症              

猫はストレスを受けるとストレス発散のためグルーミング(毛づくろい)を行います。
そして、持続的にストレスを受けると過剰なグルーミングをしはじめることがあります。

過剰なグルーミングは、被毛や皮膚を傷つけてしまうことがあり、特に猫の舌はザラザラしているので毛が抜けたり皮膚炎をおこしてしまいます。
猫がグルーミングしやすい場所であるお腹・後肢・内股・お尻・背中にこのような症状がおこります。

痒みを伴う皮膚炎として、皮膚糸状菌症・毛包虫症・アトピー・ノミアレルギー性皮膚炎などもありえますので、過剰なグルーミングや脱毛を見かけたら病院までお越しください。

​ 原因 

環境の変化がきっかけになることが多いです。
家族が増えたり減ったり、引越しをしたり、ペットホテルなどで別のところに預けられたり、家の中にいつもと違うものが置いてあったりと様々なことがきっかけになるといわれています。
シャム系やアビシニアンなど、ストレスを感じやすい素因を持っている品種は要注意です。

​ 対処法 

落ち着ける場所(高所や隠れられる場所)を作ってあげることで改善されることもありますが、精神を落ち着かせる薬や行動治療が必要な場合もあります。

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