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股関節脱臼(手術しない整復方法)

わんちゃんの股関節脱臼は様々な原因でおこってしまいます。 原因としては、交通事故や高所からの落下などの大きな外力により生じるケースが最も多く認められています。 また、先天的な股関節の異常(股関節形成不全)により脱臼してしまう場合や、老化やホルモン・代謝異常(副腎機能低下症や甲状腺機能低下症など)による筋力の低下などにより脱臼が起こる場合があります。 治療方法としては、外科手術による整復と手術をしないで脱臼を嵌めなおす方法があります。

今回ご紹介させていただきますのは、外科手術をしない脱臼の整復方法についてです。

外科手術に関しましては、後日「よくある病気・症例報告」のページでご紹介いたします。

写真の赤丸のところが脱臼した股関節です。このわんちゃんは、右の股関節が外れています。

痛みが強いため、沈静化で整復(嵌めなおし)をしました。嵌めなおした後は、再脱臼防止の為テーピング(ヒトでいうと三角巾のようなもの)をして数週間安静にていただきます。

再脱臼を繰り返す事がなければ、テーピングなしで通常生活に戻れますが、再脱臼を繰り返す場合は、外科的な治療(手術)が必要になることがあります。

無事に手術をしないで過ごせることを期待ですね。

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